【Fate/Apocrypha】第1話 感想 命懸けで大規模ガチャイベント
第1話「外典:聖杯大戦」
「冬木」の大聖杯が強奪され「聖杯戦争」のシステムが崩壊し数十年後―。
フリーランスの死霊ネクロ魔術師マンサーである獅子劫界離は魔術協会に呼び出され、ある「聖杯戦争」への参加を依頼される。
それは、かつて奪われた大聖杯を巡り、二つの陣営に分かれ七騎対七騎が争う空前絶後の「聖杯大戦」であった。
獅子劫は触媒となる“円卓の欠片”を手に、戦いの舞台であるルーマニアの地へ赴く。
脚本:東出祐一郎 コンテ:浅井義之 演出:浅井義之 総作監:山田有慶 作監:須藤智子・蛯名秀和
フリーランスの死霊ネクロ魔術師マンサーである獅子劫界離は魔術協会に呼び出され、ある「聖杯戦争」への参加を依頼される。
それは、かつて奪われた大聖杯を巡り、二つの陣営に分かれ七騎対七騎が争う空前絶後の「聖杯大戦」であった。
獅子劫は触媒となる“円卓の欠片”を手に、戦いの舞台であるルーマニアの地へ赴く。
脚本:東出祐一郎 コンテ:浅井義之 演出:浅井義之 総作監:山田有慶 作監:須藤智子・蛯名秀和
<この世界に変化はない。朝も夜も、太陽も月もない。できることは過去を思い出し過去を夢見るだけ>
<時間の概念が消えるくらいに遠いある瞬間 脳が痺れるような声がした>
<それは彼方へと置き去りにしていた小さな約束だった>
『それでもセイバーのクラスか?』
「剣よ 道を」
『宝具か…いいだろう。こちらも宝具で対抗させてもらおう』
『まがい物にふさわしい最期を遂げるがいい!』
<これは人が願いを叶える物語だ>
「課題もう終わらせた?」
「痛てて…すいません…」
『おう、若者。召喚科学部長ロッコ・ベルフェバンの部屋を探しているんだが心当たりはあるかい?』
「よく来たな、ネクロマンサー」
『依頼を聞こうじゃないか』
「冬木の聖杯戦争についてはお前もよく知っているな」
『当然、知ってるさ』
『過去の英雄をサーヴァントとして召喚し、最後の1騎になるまで争う』
「そしてその勝者は全ての願望を叶える権利が与えられる」
『だが、あれはとっくの昔にシステムが崩壊したはずだ』
「第3次聖杯戦争でとあるマスターが儀式の核となる大聖杯を強奪したことで終わりを告げた」
「だが移送途中でまたも大聖杯は奪われ、行方知れずとなった」
『冬木の聖杯戦争はそこで終結してしまったのだ』
『あの聖杯戦争のシステムが拡散され、普遍化したせいで今や世界各地で亜種聖杯戦争が行われている』
「参加したい!」
『泣いて懇願されても参加させる気はない』
「獅子郷さんも亜種聖杯戦争に参加しに来たんですか?」
『あの男を参加させるのは亜種聖杯戦争ではない』
「冬木の聖杯戦争で使用されたアーティファクト、大聖杯が発見された」
『あれが見つかったのか!?』
「ユグドミレニア一族が大聖杯の所有を表明した」
「第3次聖杯戦争に参加したマスターの1人、ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア。あやつが60年もの間、大聖杯を秘匿していた」
『こいつ、60年前から姿が変わっていないのか?』
「不老の研究をしていたからな。赤子の魂を融合させているとか」
『正気か?本来の人格を保てないはずだ』
「ユグドミレニアの長として成立するならば、人格などどうでもいいのだろうさ」
『ユグドミレニアは時計塔からの離脱と新たな組織の立ち上げを宣言した』
「すごい!まるで映画みたいですね!」
『あの一族は魔術を継承させるのではなく広く浅く同胞を求めるという特異な性質を持っている』
『質より量。魔術回路をより多く継承させ、刻印をより強くしようとする魔術師とは一族という概念そのものが異なるようだ』
「でも、なんでユグドミレニアさんはそんなことを?」
『組織を立ち上げたからな、最初の花火は派手にしたいのだろう』
「彼らの扱う魔術はカバラ・錬金術・ウィッチクラフト…どれも2流がいいところだが、中にはだーニックのように飛びぬけた一流もいる」
「この時計塔にもユグドミレニアの血族が潜伏しているはずだ」
『こちらの動きは筒抜けか…。聖杯戦争が開始する前ならマスターを直接暗殺したほうが早い』
「大聖杯の所有を宣言してからすぐ懲罰部隊を送り込んだ」
「だが50人の部隊はたった1人を残して皆殺しにされた。サーヴァントによってな」
『君には言伝を頼もう』
『我々、ユグドミレニアからの宣戦布告だ』
『つまり7人のマスターの1人になって、聖杯戦争に参加しろってことか?』
「いや違う。お前は赤のマスターとしてユグドミレニアのマスター達と戦ってもらう」
「今回の聖杯戦争は味方が7人、敵が7人。我らは赤のマスター、ユグドミレニアは黒のマスターとして7対7で争う聖杯戦争だ」
『大聖杯に組み込まれている緊急時のシステムだ』
『7騎のサーヴァントが同じ勢力に統一された場合、さらに7騎のサーヴァントが追加召喚される』
「合計14騎ですか!?」
『まさに勢力戦だな』
「ユグドミレニアはこの聖杯戦争のことを」
「聖杯大戦と称した」
「それが終結すれば生き残った者たちで改めて聖杯戦争を執り行う必要があるがね」
『2つ質問がある』
『1つ目。サーヴァントを召喚するには触媒となる聖遺物が不可欠だ。それは準備できているのか?』
「無論だ」
「かのアーサー王伝説に名高き円卓の欠片だよ。時計塔に保管されていた聖遺物の中でも秘蔵中の秘蔵」
「これならば有名なサーヴァントの召喚は確実だろう」
『これなら触媒としては問題ない』
『2つ目の質問だ。残り6人のマスターについて教えてくれ』
「なぁに、全員が凄腕よ」
「1人は聖堂協会から派遣された監督役よ。今回は彼らも全面的にこちら側だ」
「さて受けるか?お前が悩むなら別の誰かを雇うだけだ」
『3分くらい待てよ』
「……」
『前金代わりにあれを貰えるか?』
「前金にしては高すぎる」
『明日をも知れぬ我が身でね』
「監督役と他のマスター達にはワシが話を通しておこう」
『監督役は誰だ』
「シロウという神父らしい」
『何もかもがこの瞬間のためだったと感じたことはあるか?』
「ダーニック、僕も生前は不遇だったものでね」
『栄光に向かって進んでいたはず私は魔術社会から放り出された。私は一度魔術師として死んだ』
『だが冬木の聖杯戦争に参加し大聖杯を手に入れた。それから60年、私は準備を整えてきた』
「キャスターの事前召喚もその準備の1つか」
「僕の工房はゴーレムを生産するのに時間が必要だからね」
『通常の聖杯戦争で君の力を発揮させるのは困難だ』
『だが我々ならば話は別だ』
「マスターからではない、ホムンクルスからの魔力供給も準備の1つか」
『1流のサーヴァントであればあるほど魔力の浪費は激しい。となればだれかに代行してもらおうと考えるのも当然だ』
「君たちは思う存分魔力をふるい、僕らも全く躊躇せずに宝具を放てる」
『勝利は決まったも同然などと言うつもりはない』
『だがこれ以上の準備をは整えられまい』
「儀式の準備が整ったよ」
「先生、先程準備の材料が届きましたよ」
『確かに材料は揃った。だが完成には足りないものが1つだけある』
『炉心。あのゴーレムには生物として心臓が必要なのだよ』
『適合する魔術回路を持つ者を炉心にすることで我が宝具、ゴーレム・ケテル・マルクトは起動する』
『我が夢、あの宝具の完成こそが全てだ』
「どうした、マスター」
『先程連絡がありまして赤側のマスターがルーマニアに到着したようです』
「となれば、あちら側も動き出すな」
『これで始まります。私たちの戦争が…』
『俺は掴めるのか…』
『いや、やってみるさ』
『素に銀と鉄、礎に石と契約の大公。手向ける色は赤』
『降り立つ風には壁を、四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ』
『告げる 汝の身は我が元に 我が命運は汝の剣に 聖杯の寄るべに従い この意 この理に従うならば応えよ』
『いを此処に 我は常世総ての善と成る者 我は常世総ての悪を敷く者』
『汝三大の言霊を纏う七天 抑止の輪より来たれ 天秤の守り手よ!』
『召喚の招きに従い参上した、我ら黒のサーヴァント』
『王よ、彼らこそ我ら黒のマスターが召喚したサーヴァント』
『すなわち王の配下です』
『聖杯を求めて召喚に応じた者たちよ、まずは黒の陣営として勝利を果たせ』
『彼らの召喚をもって我らユグドミレニアは戦いの道に足を踏み入れた』
『だがこの大戦が終結した時、マスターとして戦い抜いた者には無限の栄光が約束されている』
『恐れることはない!我らはすでに万能の願望機、大聖杯を所有しているのだから!』
『お前は…』
『我が名はモードレッド!騎士王アーサーペンドラゴンの唯一にして正統なる後継者』
『お前が俺のマスターか!?』
『諸天は主の栄光に、大空は御手の技に、昼は言葉を伝え、夜は知識を…』
『はい、聖女ジャンヌ。御身の力になりましょう』
みんなの反応
246: ななしさん 2017/07/02(日) 00:29:19.64 id:z2C2Aehsa.net
やっぱスゲェよ…
ワクワクが違うぜ…
ワクワクが違うぜ…
240: ななしさん 2017/07/02(日) 00:28:46.41 id:wUr9K5GI0.net
結構スピード感あるやん
264: ななしさん 2017/07/02(日) 00:31:21.23 id:vdr2KlL/0.net
いやー1話は上々だな
というかこれ赤のセイバー組が主人公に見えるなw
獅子GOさんかっけえ
というかこれ赤のセイバー組が主人公に見えるなw
獅子GOさんかっけえ
よーわからんがおっさんが主人公でいいの?
230: ななしさん 2017/07/02(日) 00:27:16.53 id:icykDLjr0.net
初回だから説明回か
でも陣営いっぱいあって覚えられないw
でも陣営いっぱいあって覚えられないw
241: ななしさん 2017/07/02(日) 00:28:56.60 id:XOiAlQaO0.net
280: ななしさん 2017/07/02(日) 00:34:51.14 ID:2Ktf6O1+0.net
259: ななしさん 2017/07/02(日) 00:30:46.01 ID:B+HsC1E/0.net
344: ななしさん 2017/07/02(日) 00:54:23.17 id:ooNZX8Zi0.net
とりあえずzeroから分岐したわけじゃない別の平行世界の聖杯戦争で
冬木の事件というのもzeroで起こったことではなく聖杯は本物で
似たような名前でもzeroやSNと同一人物ではないという認識で見ればいいのか?
冬木の事件というのもzeroで起こったことではなく聖杯は本物で
似たような名前でもzeroやSNと同一人物ではないという認識で見ればいいのか?
361: ななしさん 2017/07/02(日) 01:05:45.17 id:nTi6QZIUK.net
>>344
1939年頃
第二次世界大戦直前に第三次聖杯戦争が冬木で始まる
↓
第三次聖杯戦争中に…→大聖杯強奪が起きない→1993年頃第四次聖杯戦争(≒Fate/ZERO)、2003年頃第五次聖杯戦争(Fate/Stay night)が起きる
↓
大聖杯強奪が起きる
↓
2000年代にFate/Apocryphaが起きる
1939年頃
第二次世界大戦直前に第三次聖杯戦争が冬木で始まる
↓
第三次聖杯戦争中に…→大聖杯強奪が起きない→1993年頃第四次聖杯戦争(≒Fate/ZERO)、2003年頃第五次聖杯戦争(Fate/Stay night)が起きる
↓
大聖杯強奪が起きる
↓
2000年代にFate/Apocryphaが起きる
237: ななしさん 2017/07/02(日) 00:28:16.47 ID:6VKMtCbU0.net
キャラが違うから別物として見るべき
名前同じでも違ってたりするので
名前同じでも違ってたりするので
483: ななしさん 2017/07/02(日) 02:28:17.15 id:yI8wqNTw0.net
373: ななしさん 2017/07/02(日) 01:14:58.54 id:xM21gFVv0.net
どっちが黒でどっちが赤かわかんなくなるな
386: ななしさん 2017/07/02(日) 01:27:40.90 id:ogAVfpv9a.net
>>373
セイバーがまんま黒色と赤色だからその2人思い浮かべればわかりやすいかと
セイバーがまんま黒色と赤色だからその2人思い浮かべればわかりやすいかと
317: ななしさん 2017/07/02(日) 00:43:43.93 ID:m+6MiTgz0.net
これって2クールぐらいやるのかな?
331: ななしさん 2017/07/02(日) 00:48:54.75 id:A2LfFh760.net
>>317
2クール25話らしいけど25話で足りるのか?って感じ
2クール25話らしいけど25話で足りるのか?って感じ
339: ななしさん 2017/07/02(日) 00:51:02.21 ID:m+6MiTgz0.net
>>331
2クールなら長く楽しめそうだな
今のところは面白そうだし
2クールなら長く楽しめそうだな
今のところは面白そうだし