Card Thiefのレビュー内容
Card Thiefのレビュー内容
番兵の目をかいくぐり、時には倒して宝箱をギルドに持ち帰ろう!
「Card Thief」の特徴は単純なのに無限に広がるプレイの可能性!
盗賊カードには、ゲーム開始時に10のステルスポイントが与えられている。
他のカードを通過するごとに、そのカードの左上に書かれた白い数字がステルスポイントからマイナスされていく。ただし、黄色い数字の場合は、ステルスポイントに影響なく、お宝だけが増える。
1ターン中、移動するごとにカードによって引かれるステルスポイントが増大していき、ターンを終えると増大分は一旦既定値に戻る。
2マス以上移動しないとターンを終了できないけれど、連続移動によるステルスポイントの増大は、より高価なお宝ゲットにもつながっていく。
危険を冒して一度にたくさん移動し、より多くのお宝を狙いにいくのか? それとも堅実に宝箱の回収を目指すのか?
プレイヤー自身のゲームスキルレベルによって、取れる手順が無限にも広がっていくのがこのゲームの醍醐味なのだ!
「Card Thief」攻略のコツはステルスポイントをマイナスにせず、照明を消しまくること!
たいまつカードは上下左右を明るく照らし、照らされているカードは消費ステルスポイントが倍になる(ただし、お宝カードは価値が倍になる)ほか、主人公カードが照らされた状態で、番兵に見られるとつかまってしまう。
たいまつカードの上に移動すれば照明を消せるので、これを利用して番兵の目から逃れるのが基本。
番兵カードは左上のポイントを自分のステルスポイントが上回っていれば、この上に移動することで倒すことができる。
包帯の兵士カードの上に移動すると、お宝を支払うかわりに、ステルスポイントを回復させてくれる。
足あとカードは照明に照らされている場合足音が発生してステルスポイントを消費してしまうが、照らされていない場合はステルスポイント回復に。
また、たるカードの上または、他のカードを全部消した上で扉カードの上でターンを終了するとステルスポイントが10に回復する。
たる、扉、出口カードは照明に照らされていない場合でないと移動できないので注意。
納得できる行動を選択し終えたら、主人公カードを長押ししてターンを確定させよう。
さあ、ちょっと難しいけど、無事に宝箱を持ち帰ることはできるかな?
Card Thiefのゲームの流れ
- チュートリアル。あとから何度でもできるので、英語だからとひるまず、操作方法を覚えるつもりで。
- 右上の宝箱がほしいけど、ステルスポイントが1しかない。万事休すかと思いきや…?
- 照明のない状態で、番兵が見てる方向と真逆の背後をとると、ステルスポイントなしで倒すことができ、タダでお宝が手に入る条件が成立するのだ。最後にたるカードでターンを終えれば、ステルスポイントが10に回復。
- 宝箱をゲットしたら、さっそくギルドマスターに解錠してもらおう。時間がかかるけど広告視聴ですぐアンロックできるぞ。
- 宝箱を10個持ち帰ると、全てのカードがアンロックされた超絶難しいデイリーチャレンジに挑戦できるようになる。
- メダリオンを15枚集めると、ステルスポイントが足りないと作動する罠カード(超やっかい)とか、たいまつ持っちゃってる番兵カード(めちゃくちゃやっかい)が出て来る新たな激ムズダンジョンが…。 宝箱の中にある
抜き足差し足忍び足で、お宝かすめて帰りやす!
「Card Thief」は、ドイツのゲーム作家Arnold Rauersによるダンジョン探索カードゲームだ。
ゲームの目的は、3x3のマスに置かれた盗賊(主人公)カードを、タテ・ヨコ・ナナメに移動させていき、ダンジョンの奥底にある宝箱を回収した上で、出口から帰還すること。
体力のかわりにステルスポイントが設定されていて、このポイントをもとに、移動したり番兵を避けたり倒したり、はたまた罠を回避したり引っかかって捕まったりといったイベントが次々と発生する。
カードの効果が手順ごとに変化していくので、狭いフィールドながら効果が複雑に絡み合い、最初のうちはとっつきにくいけど、わかってくるともうヤバいくらい面白い!
特にボードゲーム好きな人にオススメしたい珠玉の一作だ!